TOSCA〜京都のベジカフェ閉店へ



京都のベジカフェ閉店へ 原発事故避難の姉妹が開業7年
3/6(火) 16:30配信 京都新聞 より

福島県いわき市から避難し、7年間にわたりTOSCAを経営してきた橋本さん(中央)。最終営業日、途切れることなく訪れる常連客らと別れを惜しんだ=2月25日、京都市左京区

福島第1原発事故を機に、福島県いわき市から避難してきた女性が京都市左京区に開いていたベジカフェレストラン「TOSCA(トスカ)」が、7年間の営業を終了した。代表の橋本明朱花さん(34)が、かつて開いていた店と合わせて飲食店経営10年の節目となったのを機に、新たな仕事に踏み出す決意をした。2月末、常連客らが店に集まり、門出を祝った。

2011年3月11日。橋本さんは、福島第1原発から約25キロ付近にあるいわき市の実家にいた。政府発表も国内報道も混乱する中、オーストラリア滞在中の姉から、海外メディアの原発事故報道を知らされた。

橋本さん一家は、チェルノブイリ原発事故の影響を受けたベラルーシの子どもをホームステイで受け入れるなど、以前から原発問題に関心が高かった。即日、両親と妹と車で東京の兄の家に避難し、友人宅などを経て11年6月、京都市内にたどり着いた。

もともと、「オーガニック」「ビーガン(純菜食主義)」「マクロビオティック(穀物菜食)」をコンセプトとするカフェレストランを東京・代官山で3年間経営し、震災が無ければ米国で新たな仕事にチャレンジする計画だった。7月、人生計画を改め、貯金をはたいて京都に避難した妹弟とともにTOSCAを開業した。

京都に暮らしていることさえ実感がわかない日々が続き、一時は福島に戻ることも考えた。だが、放射能は見えないし臭いもしない、帰郷するリスクは負えない…。県内にとどまる友人との温度差や、ぎこちなさにも悩んだ。一方、震災とは関係なく「おいしい」と通ってくれる客や、農家との交流に心救われてきた。

先月25日の最終営業日。店内には、玄米ちらしずしや豆腐オムレツなど、近郊有機野菜を使った彩り豊かな料理を並べた。橋本さんは妹の朋果さん(32)と調理場に立ち、常連ら約120人を出迎えた。

京都市中京区で創作和食店を経営する浜村知成さん(35)は「私の店も原発事故直後に、自然や環境への思いから開店した。きょうだい店のように交流してきたのでさみしい」と惜しんだ。

原発事故で人生設計は狂い、大好きだった故郷の自然からも遠ざかった。その現実を7年かけて消化、理解し、やっと今がある。今後は、食関連のプロジェクト参加など、飲食店の枠を超えた仕事を展開するつもりだ。「心の傷が完全に癒えるのが正解とは思わない。事故で受けた傷と一緒に生きていきたい」。新たな人生を前に、橋本さんはそう思っている。


〜転載終了




TOSCAは、たぶん一度だけ「京都知恩寺の手作り市」に行ったときに、近くだったので足を運んだお店です。

京都のTOSCAに行って来ました!☆ランチとベジカツバーガー♪

ベジカツバーガーが、とってもおいしくてびっくりしたのが印象的でした。
パンも絶品でした。材料も良質なものを使用するお店。新な門出を祝いたいですね。


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