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鼻当たり頭強打 象飼育員が死亡 アドベンチャーワールド

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象の鼻に当たり飼育員死亡 アドベンチャーワールド
2017年3月12日19時31分

12日午前9時15分ごろ、和歌山県白浜町の観光施設「アドベンチャーワールド」で、タイ国籍の飼育員ウィチャイ・マディさん(37)に象の振り回した鼻が当たり、おりの柵などで頭を強く打って、約1時間後に搬送先の病院で死亡した。死因は脳挫傷だった。県警は安全管理に問題がなかったか調べている。

県警白浜署によると、象はメスのアジア象「ラリー」(40歳、3・5トン)で、ウィチャイさんはもう1人の男性飼育員(53)と一緒に象の体を洗っていたという。施設によると、現場は象2頭を飼育する「ゾウふれあい広場」のおり(縦19メートル、幅6メートル、高さ3メートル)の中。2人は体を横たえたラリーに水をかけてブラシで洗っていたが、ラリーが急に立ってウィチャイさんに鼻を当て、金属製のおりの柱(直径約15センチ)に押しつけたという。開園前で来園客はいなかった。

ラリーは1978年の開園当初から飼育されてきた。ウィチャイさんはタイで象の飼育の実績を積み、2015年から施設で働いていた。ラリーが客の手から鼻でバナナを受け取る「おやつタイム」や、来園客を背中に乗せるもう1頭の「エレファントライド」は当面休止する。施設の今津孝二園長は「亡くなった方や遺族におわびし、原因を再確認して安全対策を徹底したい」と話した。

アドベンチャーワールドはジャイアントパンダの繁殖で知られ、ほかにもイルカやホッキョクグマ、ライオンなど多くの動物を飼育、展示。乗り物などの遊具設備もあるテーマパーク。昨年11月には観覧車のゴンドラの電気設備から出火する火災があった。


 【転載 ここまで】 






ダイヤ 感情を無視することは不可能だ

調教師など、動物相手に仕事をしている人々にとって、動物に感情があるのは当然の事実である。たとえばゾウを扱う人間にいわせるなら、相手の「気分」を無視すれば、それこそ命取りになりかねない。イギリスの哲学者メアリー・ミッジリーはいみじくもこう語っている―

ゾウ使いたちがゾウについて、いろいろと思いちがいをしているのはたしかかもしれない。ゾウを「擬人化」してしまっている―行動の一部を、適切ではない人間のそれにあてはめ、誤解しているのである。けれども、もし日々の基本的な感情―相手のゾウの喜びや困惑、恐れ、興奮、疲れ、悲しみ、疑念、怒りなどを読み誤っていたら、職を失うばかりか、命をも失うことになりかねないだろう。


 J・M・マッソン S・マッカーシー著 『ゾウがすすり泣くとき〜動物たちの豊かな感情世界』より






動物園の動物が、もともと何処に生息し、どうやって暮らしていたのか、何故今、ここにいるのか考えてみたことがあるでしょうか?

人間だけでなく、生き物にとって幸せなのは、誰にも支配されず、自然の状態で自由に暮らすことです。
動物園や水族館の動物は、どこかで捕えられた動物もしくはそれらの子孫です。野生であれば、1日数十〜数百キロ歩いたり泳いだりする生き物を、数メートル四方の檻に入れれば、動物たちにとって、それは牢屋・監獄です。

これ以上、動物の生態や感情を無視した飼育を続けるなら、動物たちにとっても地獄であるばかりか、事故を招く結果となり、人間と動物にとっては、悲劇でしかありません。 


動物園 / 2017.03.17 Friday 08:59 | 
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