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野生の白いタヌキ 鳥取県がイベント展示 「客寄せ」批判

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野生の白いタヌキが捕獲されたニュースの顛末は、こういうことだなんて…。
「考えられない」顛末になっています。


livedoor.blogimg.jp
<白いタヌキ>県の展示飼育に賛否両論 鳥取

【毎日新聞 10月26日(土)17時39分配信】                         

「全国都市緑化とっとりフェア」の会場で展示飼育されている白いタヌキ=鳥取市の湖山池公園で鳥取県南部町で捕獲された後、県が保護し「全国都市緑化とっとりフェア」の湖山池公園(鳥取市)で展示飼育している白いタヌキは19日の一般公開以来、人気を集めている。同フェア実行委は「会場の一番奥に展示されているタヌキを一目見ようと来場者が会場を周遊するようになり、滞在時間が増えた」と喜ぶ。一方、たまたま捕獲された野生動物を放獣せず「保護」しながら公開した県の判断に批判や疑問の声も上がっている。

◇ ◇ ◇

白いタヌキ(体長約40センチ)が展示飼育されているのは、フェア会場の入り口から最も遠い動物ふれあいコーナー。縦と高さ約50センチ、横80センチの鉄製ケージ(かご)の中で午前10時〜午後3時の間、一般に公開されている。それ以外の時間は市内の動物病院に移され、過ごしているという。

展示方法について、県緑豊かな自然課は獣医師の指導を受け、タヌキの健康を最優先に考えた態勢を取っていると説明する。来場者が大声を出さないよう、ケージ付近にタヌキの安全を確保する職員を常駐させたほか、1時間に約10分、ケージにカーテンを引き人目を避ける時間を作ったり、「ぐったりしていないか」「フンの異常はないか」など健康状態をチェックしたりしている。同課の前田浩行課長補佐は「毎朝、獣医師に公開の許可をもらっている。けがもなく元気そうだ」とするが、タヌキを展示している埼玉県白岡市の東武動物公園の飼育係、大西秀弘さんは「環境が急に変わった上に、小屋などの隠れる場所を用意しないと、タヌキはストレスを感じてしまうことがある」と懸念する。

県には、白いタヌキの展示中止を求める抗議の電話やメールが約10件、県内外から届いている。18日に展示の中止を文書で申し入れた動物の保護活動を行うNPO法人「地球生物会議ALIVE」の調査員で、獣医師の中野真樹子さんは「捕獲による環境変化の負荷を考慮せずに、すぐ不特定多数の市民に公開するのは野生動物に更なるストレスを与える」と指摘。「珍しいから展示するというのは人間の勝手な都合。放獣を指導すべき立ち場の行政が野生動物を捕獲し、展示する行為は軽率だ」と県の判断に疑問を投げかける。

鳥獣保護法では、野生動物は保護する理由がない限り、放獣が大原則だ。同課は「捕獲された当時、やせて衰弱が見られたので、保護の観点から県で一時保護した。公開はオマケだ」と保護の正当性を主張。中野さんは「保護というなら、なおさらストレスの多い展示飼育という形で良いのか」と反論する。

環境省鳥獣保護業務室は「野生動物を保護する際の判断は難しく、受け入れ施設の有無など各都道府県で事情も異なるので、自治体の責任で判断してもらっている」と県の対応にコメントは控えた。その一方で「環境省にも一般の方から白いタヌキの件で問い合わせがあった。これだけ反響もあったことなので、責任を持った対応をお願いしたい」と県の責任を強調した。

県緑豊かな自然課によると、一時保護の後のタヌキの処遇は決まっていない。原則放獣の方向で検討し、放獣が不可能だった場合は動物園などで飼育を考えるという。しかし県内では、すぐに受け入れが可能な施設はなく、引き取りを名乗り出ている動物園などはないという。【加藤結花】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131026-00000002-maiall-soci


****************

白いタヌキの皮算用
捕獲 鳥取県展示に「客寄せ」批判


鳥取県南部町で捕獲された野生の白いタヌキが県などが主催するイベント会場で展示され、26日で1週間がたった。 時に人だかりができるほどの人気を集め、県は「自然に親しむきっかけになる」と展示の意義を強調。一方で、狭いケージに入れて人目にさらすことに批判の声も出ている。 

イベントは鳥取市の湖山池公園を主会場に9月21日から11月10日まで開かれている「全国都市緑化とっとりフェア」。 白いタヌキは今月19日から主会場の一角に張られたテント内で展示されている。 26日もテント前に親子連れたちが集まり、ケージの中で丸まったタヌキに声をかけながら写真を撮る人らでにぎわっていた。

タヌキは体長約40センチの若いメス。イベント会場から約100キロ離れた南部町の農家の男性が牛舎に仕掛けた箱わなの中で15日夜に見つかった。目と鼻先が黒いため、先天的に色素を持たない「アルビノ」ではなくホワイトタイガーなどと同じように色素の減少で体毛が白くなった白変種とみられる。

農家の男性は17日に放そうと決めた。ところが、鳥取県の平井伸治知事が同日午前の記者会見で展示する考えを表明。新聞やインターネット上で話題になっていることに目を付けたのだ。タヌキは県が保護し、その日のうちに鳥取市内に移された。

鳥獣保護法は原則として、野生の鳥類、哺乳類の捕獲を禁じている。環境省鳥獣保護業務室によると、誤って捕獲した場合も野生に帰すのが原則という。同室の担当者は「病気やけがをしている場合などは、都道府県の判断で保護もできる」としつつも、「一般論では放獣が基本」と指摘する。

展示が発表されて以降、県には「放してあげて」「客寄せパンダ代わりに使うのはどうか」といった批判が県内外から十数件寄せられた。動物福祉に関する活動をしているNPO法人「地球生物会議ALIVE」(東京)は18日、知事あてに「環境変化の負荷を考慮せず、多くの市民に公開することは野生動物にストレスをかけることになる」などどして展示に反対する要望書を提出した。

それでも県は捕獲された4日後に展示を始めた。平井知事は25日の記者会見で「やせていて、山に放しても冬を越せるか不安だった」と保護する必要性を強調。一方、展示の狙いについて「自然の多様性を理解する一助になる。見て頂くことも広い意味での自然保護になる」と説明した。

専門家「考えられない」

県がタヌキを展示したのは来場者数の低迷も背景にあるようだ。会期中、県は主会場の来場目標を30万人としているが、25日現在で約7万3千人にとどまる。残り2週間で少しでも増やすため、タヌキに「救世主」としての期待をかける。

県緑豊かな自然課によると、展示は午前10時から午後3時までに限り、1時間のうち10分ほどテントを閉めて「休息時間」を設定。夜間は市内の動物病因に預けている。木製の柵に「フラッシュ撮影禁止」「お静かに」と書いた看板も出した。獣医師の資格を持つ県職員ら2〜3人が張り付いて異常がないかを確認。平井知事は「健康状態を最優先に、VIP並みの待遇をしている」と胸を張る。

一方、専門家からは疑問の声が上がる。日本動物園水族館協会長「富士市ファミリーパーク」の山本茂行園長は「野生動物を保護した数日後に展示するというのは動物園の常識では考えられない」と問題視する。「新しく動物を飼育する際には感染症の検査などもあり、少なくとも1ヵ月は人前に出さずに経過観察する。展示までには、それなりの順序がある」

県はイベント終了後の扱いをまだ決めていない。水族館「アクアマリンふくしま」(福島県いわき市)の安部義孝館長は「イベント後は放すのが望ましいが、飼育するなら隠れられる場所の確保などの環境はきちんと整えなければいけない。ゆるキャラとは違うんだから」と釘を刺した。(村井七緒子、山崎聡)

http://www.asahi.com/articles/OSK201310260062.html




縁起がいいとか福にあやかるとかの迷信や、動物を展示することが自然に親しむきっかけになるとか、そういう考えで動物を利用したり犠牲にしたりしないでほしい。

知事もネットなどで反響が大きいからイベントで客寄せになると判断したとか、VIP並みの対応をしていて胸を張るとか、見当違いなことをされているこの白いタヌキのことを思うと、胸が痛みます。

そもそも、牛舎に仕掛けられた箱罠は、外来生物法に基づくヌートリア、アライグマの防除(駆除)のためのもので、対象外の鳥獣の捕獲は禁止されているようです。誤って捕獲した(錯誤捕獲)対象外の鳥獣は、原則放獣しなければならないことになっていて、飼育すると鳥獣保護法違反となるそうです。

また、本来、鳥取県としては「放獣」をするように求めるなど指導監督する立場にあるはずが、県が引取り、係留して、保護という名目でイベント会場で展示している。しかも、捕まった4日後に大衆の前に堂々と出している。ポンちゃんという名までついている。来場者にはポンちゃんの缶バッジや旗が配られたという。グッズ制作やPRがこんなにスムーズにできるなんて...。

それにしても、人慣れしていない野生の動物が罠にかかってしまう。それだけでもストレスで生死に係わることなのに、大衆の目に晒されているなんて…。

環境省鳥獣保護業務室も「野生動物を保護する際の判断は難しく、受け入れ施設の有無など各都道府県で事情も異なるので、自治体の責任で判断してもらっている」と言って、県の対応に対するコメントも出していない。

こんな顛末で、自治体の判断任せで、いいのでしょうか。


<参考>
賛否両論。白いタヌキをめぐる人間模様
http://matome.naver.jp/odai/2138278338695931701


野生動物・熊 | ねこまる | 23:39 |
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