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2012.11.13 Tuesday author : ねこまる

【※追記】京都府・市共同の「動物愛護センター」の犬ネコ殺処分方法を巡って

JUGEMテーマ:ペット

【※追記あり。赤字で書いています】

京都市保健医療課と、京都府生活衛生課に電話で問い合わせてみました。下記の件です。
↓  ↓  ↓
殺処分法の調整難航 府・京都市共同「動物センター」
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20121023000137

京都府と京都市が2014年度に共同設置する「京都動物愛護センター(仮称)」での犬やネコの殺処分をめぐり、別々の方法で処分している府と市との調整が難航している。

■炭酸ガスか注射か

府は大半を炭酸ガス、市は麻酔薬注射で処分しているが、「炭酸ガスは密室処分でイメージが悪い」とする市に対し、府は「獣医師に精神的な負担をかける」と折り合いがつかない。

府動物愛護管理センター(西京区)が設立された1988年度から、府は国の指針に基づき苦痛を与えない安楽死方法として密閉空間で炭酸ガスを使っている。一度に数匹を処分し、昨年度は犬171匹、ネコ約1697匹を処分した。

一方、市も炭酸ガスを使っていたが、2007年度から麻酔注射を始め、10年度からは注射のみで処分している。市家庭動物相談所(南区)で昨年度は犬27匹とネコ1607匹を処分した。

府市が今春から調整協議を続ける中、市は現状通り注射による処分を主張。動物愛護団体などの意見も踏まえ、市保健医療課は「ガス処分は密室でボタン一つで処分し、動物が苦しむ悪いイメージがある」と指摘する。

一方、府生活衛生課は「ガスは動物に苦もんの表情が出るとの批判があるのは承知している。しかし、注射はすぐに効果が表れるものの獣医に精神的な負担をかける。利点と欠点を示し、最良の方法を考えたい」と結論は出ていない。

新センターは市家庭動物相談所隣の上鳥羽公園西側に建設し、保護した犬猫の譲渡先を探すまでの一時的な保管所や飼い犬を自由に遊ばせる空間、犬のしつけ教室を行う広場などを設ける。

持ち込まれる犬やネコは年々減っているが、府市の担当者は「病気になって放棄したり、引っ越し先で飼えなくなるケースが多い。不妊手術をしたり、新たな飼い主を自分で探すなど責任感を持ってほしい」と訴えている。

【 2012年10月23日 20時30分 】

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この件に関し、「さわやか提案制度」へ意見提出の呼びかけをさせて頂きました。
 ●「さわやか提案制度(府知事へ)」
https://www2.pref.kyoto.lg.jp/teian/form.html


ネットや新聞からの情報では、細部までは分かりづらいですし、電話で双方から聞いて、自分の頭で整理したことをここで書きたいと思います。もしかしたら事実と食い違いがあるかもしれません。

京都市南区にある「市家庭動物相談所」(市の管轄で麻酔薬注射で処分している)は、もともと老朽化して建て直すことになっていて、その隣りに、新たに府・市の共同による「京都動物愛護センター(仮称)」ができます。その際には、建て直す「市家庭動物相談所」は新たな名称になり、その呼び名はまだ決まっていません。また、現在、府が管轄している「京都府動物愛護管理センター」(現在、炭酸ガスで処分している)と、現存する「市家庭動物相談所」の隣りに新設される建物が「京都動物愛護センター(仮称)」となります。

建物の呼び名は変わっても、新聞の報道(※下記参照)にあるように、府下における今の動物の二重行政を一本化するので、現在食い違っている犬猫の殺処分方法も、協議することになっているようです。

府側は炭酸ガス処分に固守しているわけではないけれど、あらゆる方法を検討し、一番、動物の苦痛が少ないと思われる方法を選択していくということです。
一方、市側は炭酸ガス処分に賛成はせず、獣医師の麻酔薬注射による処分を訴えていくという姿勢です。

もし炭酸ガス処分に決定すれば、今、府が動物愛護管理センターで行っている炭酸ガス処分機によって継続して行われるので、新たに炭酸ガス処分機が設置されるということではないようです。また、現在の「市家庭動物相談所」には炭酸ガス処分機があっても2年前から使用しておらず、炭酸ガスも入れていないということです。

しかし、今、市が行っている麻酔薬注射の処分が、協議の結果、炭酸ガス処分になってしまう可能性があります。動物行政を一体化するのですから、殺処分方法も統一化されてしまうのです。

新聞にもあるように、予定通り新センター(現:市家庭動物相談所)で主に動物愛護事業を担うのであれば、建て直し時には処分機はなくなる可能性はあります。でも、もしかしたら新設されてしまう可能性もゼロとは言えない状況です。支所となる府の管理センターが保護犬ネコの飼育管理と殺処分を担当するということですので、おそらく殺処分するのであればここで行われると思うのですが、府の方が「まだ皆さんにこうですと言える段階ではない」と話されていますので、予断できない状況ではあると思います。

市の担当の方は「新設する京都動物愛護センター(仮称)は、もともと市主導で行ってきたもので、殺処分方法も獣医師による麻酔薬注射の処分を訴えていく」と言われていました。


今後、行政の一本化で、殺処分は現存の府の管理センターで行うことになるのであれば、その殺処分方法を従来の方法(炭酸ガス処分)で行おうとするのは当然かもしれませんし、コスト面からも従来通りの方法が選択される可能性もあります。市と協議してといっても、府側がこれから検討していく段階だと言うのであれば、いろんな可能性を考慮して、様々な意見が出せると思います。


動物愛護センターと聞いても、一般の人はそこで殺処分が行われているとは想像もしないことで、ここで犬猫の殺処分方法をめぐって「こちらの方を選択してください」と殺す方法を意見しないといけないなんて、本当に悲しいことです。でも、現状において、より苦しみの少ない方法を選択することが大切なんだと、自分に言い聞かせているようなもので、辛く苦しいです。

行政との話し合いなどでいつも思うのは、行政は「精いっぱいしています」と主張します。それが、自分の基準にはとても沿わなくて相容れないことでも、現実としてはそうなんだろうと思います。
動物行政も、人間が行っていることです。いろいろな意識、考えの人がいます。しかも、行政職員としては国の基準に基づいて適正に業務を遂行することが求められるのですから、国の指針、法を変えていかなくては、太刀打ちできないことでもあります。そう考えると、行政が主張する「もっと個人個人の意識を高めて」ということになるのでしょう。

でも、思うのは、ありきたりの行政、お決まりの行政では、何も変えられないということです。業務は、最高のものではありません。本当に助けを必要としている人に届いていないことが大半です。いつも、弱いものの立場に立って考え行動し、現場で異端視され、煙たがられた方の実績が、物事をよくしています。助けを必要としている人たちの本当の助けになっています。

現場サイドでしか変えられないこともたくさんあります。動物行政という現場サイドで働く方たちの行動の良し悪しが、動物を巡る問題解決の糸口にもなります。



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チモッキ」のチーモさんが、この件に関して市に問い合わせたり意見提出をして下さいました。
↓  ↓  ↓
さわやかに提案しましょ
http://timoco.blog.shinobi.jp/Entry/432/

ありがとう京都市
http://timoco.blog.shinobi.jp/Entry/433/


【チーモさんブログより 】

京都市の、譲渡や殺処分に関わるみなさん、おつかれさまです、どうもありがとう。
殺処分ゼロに向けてがんばれるのは、「出来る、やる」と思う人たちだと思います。
現場にしか、できないことがある。
がんばってください、応援しております。


問い合わせ
保健福祉局 保健衛生推進室 保健医療課(京都市保健所)
電話: 075-222-3429 ファックス: 075-222-3416

【ここまで】




京都府と市で動物愛護施設を設置へ 二重行政を解消
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20120809000146

京都府と京都市は9日、重複している動物愛護行政の一本化に向け、市家庭動物相談所(南区)を建て替えて2014年度中に開設する「動物愛護センター(仮称)」を府と市が共同で設置・運営することで合意した。府が設置している西京区の府動物愛護管理センターは、新センターの支所と位置づける。

この日開いた山田啓二知事と門川大作市長の懇談会で、「二重行政」を解消して府市民に利用しやすい施設を目指すことを確認した。都道府県と政令指定都市が共同運営する動物愛護センターは全国初になるという。

市の相談所と府の管理センターはそれぞれ、飼い主がいない犬猫の保護や希望者への譲渡、動物愛護教室の開催など同様の業務を担っている。市は老朽化した相談所を動物愛護センターへ建て替える計画を進めており、この機に府市で重複する業務の一本化を検討していた。

計画では、市単独で建て替えを予定していた新センターを府と市が費用を出し合って整備する。新センターは保護した犬猫の譲渡会やペットのしつけ教室など主に動物愛護事業を担い、支所とする府の管理センターは保護犬猫の飼育管理と殺処分を担当する。運営費も府と市で折半するとした。

(略)

◇  ◇  ◇



府に電話しても、(殺処分方法について)さまざまな方法を検討してから答えを出すっていうところが、「どうして?」って思います。市が麻酔薬注射による方法をとっているのに、その方法にしましょうって一足飛びに事が運ばないのは、なぜでしょう。

動物の苦痛を考えて一番よい方法(殺処分前提ですが)を考えるという府側。決着というのは変なのですが、まだこれから協議に入って決めていく前段階だと話している府側と、「麻酔薬での処分を主張していくし、結論もそろそろ出さないといけない」という市側。

市側の主張を簡単に認めない府に対し、市がしびれをきらしているのかもしれません。
市は、パブリックコメントでも「処分機を置かないで」「麻酔薬注射による処分継続を」という意見や励ましが多く寄せられ、ありがたかったと話されていました。

もちろん、殺処分をしないことが一番で、でも現状ではすぐにムリだというなら、動物に対する苦しみが一番少ないと思われる方法を選択してほしい。

まだまだ意見は提出できます。
もし、意見をと思われましたら、宜しくお願いします。
まだ何も「こうです」と提示できるものはないと言われていますから、「殺処分をしない施設にしてください」など率直に思ったこと、さまざまな意見等をお願いします。


●京都府知事へ意見(さわやか提案)
https://www2.pref.kyoto.lg.jp/teian/form.html

FAX又は郵送も受け付けています。「提案フォーム」の内容を書いて、(FAXの場合) 075−411−5001(郵送の場合) 〒602−8570(住所記載不要)京都府庁「知事へのさわやか提案」宛に送付します。                  
※詳細:知事へのさわやか提案
http://www.pref.kyoto.jp/teian/


●京都市長へ意見(市長への手紙)
http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000189443.html


●京都府生活衛生課
電話 075-414-4757 ファックス 075-414-4780 
Eメール seikatsu@pref.kyoto.lg.jp


●京都市保健福祉局 保健衛生推進室 保健医療課(京都市保健所)
電話: 075-222-3429 ファックス: 075-222-3416







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2019.06.17 Monday author : スポンサードリンク

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