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「実験犬シロのねがい」〜実験室で苦しめられる犬猫たち
JUGEMテーマ:ペット


<ハート出版 社長の絵日記ブログより>

ロングセラーの「実験犬シロのねがい」がハンカチ文庫になりました。

こんばんは。ハート出版の日高です。

わが社でロングセラーを続けた「実験犬シロのねがい」――。
長らく品切れになっていましたが、このたび「ほんとうのハチ公物語」「南極犬物語」につづく「ハンカチ文庫」の第3弾として新しく発売されました。

この童話は、最近では2011年に青少年度読書感想文全国コンクールで毎日新聞社賞を受賞するなど、数多くの小学生に読まれてきた本です。
化粧品や薬品の開発の実験に使われ、身も心もボロボロになっていた白い犬を救出するお話です。

信じられないことですが、つい最近まで、飼い主に捨てられた犬や猫は、保健所に引き取られ、そのあとは、大学病院や、製薬会社の研究所などに動物実験用に引き渡されていました。このことが、何十年物間日本では平然と行われていました。

1990年に起こったシロのお話は当時、マスコミで大きく取り上げられ、署名運動が始まりました。これが大きな原動力となり、東京都を皮切りに、保健所から病院等への払い下げが次々と廃止されていきました。

90年当時は、飼い主に捨てられた犬猫が100万匹殺処分され、実験用には数万匹の犬猫が払い下げられていました。今では、払い下げの数字はゼロになっています。がしかし、殺処分される犬猫の数字はまだ20万匹を超えています。

まだまだ犬猫体の不幸は終わりませんが、瀕死の状態で助け出されたシロと一生懸命それを世話した人々や、署名運動をした人々の力で、多くの犬や猫たちを救う力になったことは間違いありません。

この夏休み、犬猫のことを考える本として最適です。
童話作家の井上夕香さんの作品、葉祥明さんの画です。

http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-904-2.html

 


◇  ◇  ◇

「シロの事件をふりかえって」より抜粋

NPO法人 地球生物会議・代表 野上ふさ子

■払い下げの廃止へ

シロはなぜこんな目にあわされたのでしょうか。もし飼い主がシロを大切にしてくれていれば、動物管理事務所などに持ち込まれるはずがありません。また、管理事務所がもういちど新しい飼い主探しをしていてくれれば、実験に回されることもなかったかもしれません。

けれども、長い間、保健所や管理事務所では、新しい飼い主が見つかりやすい健康で人なつこい犬や猫はみんな実験に提供してきたために、新しい飼い主探しが必要だとは考えたこともありませんでした。また、実験者達もいくらでも簡単に犬や猫が入手できるため、手先の訓練や好奇心を満たすためだけの実験などで、動物の命を使い捨てにしているのです。

東京都ではこの当時、三十もの医学系大学や製薬会社などに毎年二千匹以上の犬と猫を実験用に渡していました。

そこで私たちはまず、都に対して、シロを渡した国立病院の施設を立ち入り調査すること、それから都が払い下げをしているすべての施設についても実態を調査の上、直ちに実験払い下げをやめるよう求めました。この調査の中で、ずさんな施設の実態がいろいろと明るみに出て、東京都は同病院への払い下げは即時廃止し、また同時に払い下げ自体を廃止していくことを約束してくれました。

私たちはこの事件をきっかけに、人々に動物を捨てないように訴えると同時に、実験払い下げを続けている道府県に廃止を求める活動を進めてきました。シロの事件があった一九九〇年(平成二年)当時は、約百万匹もの犬と猫が飼い主に捨てられ、行政の施設で殺処分されています。それから十年後の二〇〇〇年(平成十二年)には、殺処分数は五十数万に減少し、実験に回される犬と猫の数は一万匹まで減少し、そしてとうとう、二〇〇五年(平成十七年)度を最後に、実験への払い下げは、ゼロになりました。これは大変大きなできごとでした。また、私たちの会の調べでは、二〇一〇年(平成二十二年)には、飼い主に見捨てられ殺処分されている犬と猫の数は、約二十一万匹となり、二十年間で約五分の一まで減少したのです。私たちは一刻も早くその数をゼロにしたいと願っています。


■シロたちからのメッセージ

瀕死の状態で保護されたシロは、さやかさんたちのあたたかい世話を受け、健康を回復することができました。実験の後遺症は残ったものの、ふさふさと白い毛がはえ、見違えるように愛らしい犬になりました。そして、田舎の自然の中でようやく安心して幸せに暮らせることになったとき、思いもがけず、不慮の事故で死亡しました。十二月二十四日、クリスマスイヴの夜でした。

シロは実験室から生還してわずか一年しか生きることはできませんでした。推定年齢わずか二歳の短い一生です。けれども、シロの存在は、毎年何万頭もの犬や猫たちを実験の苦しみから救い出す大きな力となりました。このことは、日本の犬や猫たちをめぐる歴史の中で、忘れられない大きなできごとの一つであるにちがいありません。シロはきっと、そのために役目をもって生まれた犬だったと思います。
こうしている今もなお、シロのような犬たちが毎年何万となく、実験室の中でつらい苦しい目にあわされています。日本には、残酷で無意味な動物実験を監視して止めさせることのできる仕組みが、まだ何もありません。声のない動物たちの訴えに耳を傾けてみましょう。そうすれば、これから私たちが何をしたらいいか、きっとわかると思います。
 

 




 

シロという、一匹の犬が私たちに問いかけたもの。

人間の果てしない欲望のために、おびただしい数の動物に苦しみと死を強いる行為は、止めた方がいい…
私たちは、無限の欲望を満たすために、動物や自然を無制限に犠牲にしてはいけない…
他の生きものたちを苦しめず、彼らと一緒に、この地球上で、未来を共有していきたいと、そう思いませんか?

 


(保護された当時のシロちゃん)

 

飼い主に虐待され、動物管理事務所に捨てられ、1,300円で国立病院に払い下げられ実験に回されたシロちゃん。脊髄神経を切断され、その後ほったらかしにされていて、全身を皮膚病に冒され瀕死の状態だったところを保護されました。保護されてから一年後に交通事故に遭い、わずか推定年齢2歳でこの世を去りました…

保護された当時、ただ悲しい目をすることしかできなかった彼女。シロの思いが、真に多くの人の心に届く時は、一体いつなのでしょうか…





 


残酷な行為をなくしていきましょう。そのためには、隠された真実を知りましょう。


『実験犬シロのねがい』のシロの話、知っていますか?

脊髄の実験に使われ、疥癬でボロボロ、膿でいっぱいの皮膚、歩行困難、全身から臭気、爪は伸び放題、痩せて全身から脱毛し、赤い皮膚がむき出し、毛が残っているのは首輪のあたりだけという悲惨な状態で地球生物会議ALIVEによって救出されました。

 


実験イヌシロの姿 〜1匹の犬が問いかけたもの

どうか動物実験の問題に関心を持って、動物たちの犠牲を減らし無くしていく暮らし方を考えて下さい。

 


●動画 「実験犬シロのねがい」


問われる動物実験
猫のチャッピー
うさぎのピョンコ
うさぎのフワフワ

 

 

動物実験について | ねこまる | 22:30 |
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