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イルカ漁解禁 イルカの町 緊迫
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9月1日、太地町でのイルカ漁が解禁となりました。
新聞でも取り上げられています。
↓  ↓  ↓
(朝日新聞2015年9月1日)

イルカの町 緊迫
和歌山・太地 「沈黙」破り 映像公開へ
反捕鯨団体 保護活動参加呼びかけ

和歌山県太地町で1日、国内唯一のイルカの追い込み漁が解禁される。「残酷だ」と国際的な批判を浴びた「日本動物園水族館協会」(JAZA)は5月、追い込み漁による入手禁止を決定。反捕鯨団体などの活動に、地元は警戒を強める。町漁協は「黙っていては誤解される」と漁の様子を撮影し、何らかの形で初公開する予定だ。

追い込み漁 きょう解禁

「太地町で9月1日、6季連続のイルカ保護キャンペーンを始める」。反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)はホームページでこう宣言し、活動への参加者を募っている。メンバーらは毎年この時期、町に集まっており、漁師へのつきまとい行為なども相次ぐ。

4月には世界動物園水族館協会(WAZA)がJAZAの会員資格を停止。JAZAは加盟水族館に追い込み漁で捕ったイルカの購入を禁じ、従わない会員は、除名処分にするとした。SSは「我々の努力が報われつつある」と評価。漁関係者は「勢いに乗ってメンバーがまた増えるのでは」と神経をとがらせる。

町漁協はこれまで批判に「沈黙」を守ってきたが、WAZAの対応で方針転換。9月から漁船に載せたカメラで漁の様子を記録し、インターネット上も含め、公開の方法を考える。

貝良文参事は「黙っていては誤解がさらに広がる。正しいことは正しいと伝えていきたい」と話す。

追い込み漁は欧米や動物愛護団体から批判されてきた。代表的なのが米アカデミー賞を受賞した映画「ザ・コーヴ」(2009年)。漁師が船上からイルカの群れに銛を刺し、入り江が血で染まるシーンが強調された。町漁協側はこのような手法をやめ、食用イルカを捕る場合は網で浅瀬に引き寄せ、急所だけを刺すことにした。昨年8月にはJAZA側へ売る分のイルカは、初めから生体だけを捕る目的で漁をし、必要な分以外は放すようにした。小さな個体や親子のイルカも逃しているという。

漁解禁を控えた8月31日夜には、隣の那智勝浦町で「ザ・コーヴ」にも出演した反捕鯨団体の米国籍の男が車を運転中に職務質問を受け、和歌山県警に出入国管理法違反(旅券不携帯)容疑で現行犯逮捕された。9月1日は天候不良のため、出漁はない予定だが、県警は24時間態勢で警戒している。

太地町では捕鯨が400年前の江戸時代から続き、イルカ漁も盛んだった。三軒一高町長は「生きるために命がけで続けてきた。追い込み漁は何ら法律に反していない。歴史の灯は消せない」と話している。

JAZA「入手禁止」でも
注文総数 昨年並み


太地町漁協が8月、イルカの希望を募ったところ、国内の約20施設から昨年とほぼ同じ約150頭の申し込みがあった。ただJAZA加盟の施設に限ると、昨年は約10施設から注文があったが、入手禁止通達が出た今年は、バンドウイルカなどを多数飼育、展示する太地町立くじらの博物館の1施設のみ。残りは協会加盟外の施設や業者だった。

くじらの博物館の桐畑哲雄副館長は「追い込み漁の地元の施設で、漁を守っていきたい」と話す。「ただ、実際に除名覚悟で購入するのかどうかは、これからの判断」と説明した。

貝参事は「例年JAZA加盟の水族館への販売は生体販売の2〜3割。種類や大きさなど注文のすべてに応えられているわけではない。JAZA側の注文が減ると見越して、他の施設から注文が増えたのではないか。数だけを見れば、JAZAが禁止した影響はほとんどない」とする。

展示のためのイルカを維持するため、例年通りに申し込んだ協会加盟外の西日本のある施設は「合法的に捕獲され、何ら問題ない」としつつ、「太地町から購入したと知られると、施設運営に障害が出かねない。これからも入手するかどうかはそのときの状況をみて判断したい」と言う。(宋潤敏)

【新聞内容 ここまで】


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今期の捕獲枠は、バンドウイルカ462頭、ハナゴンドウ256頭など計1873頭で、漁期はイルカが来年2月末まで、ハナゴンドウなどが来年4月末まで。イルカについては、漁期のうち9月のみ、施設での飼育用のみを生きたまま捕獲し、販売しないものは逃がす。



イルカを搾取しなくても、共生していく道を選ぶという方法もあります!!

過去の新聞記事から。

(朝日新聞2011年7月4日)

◆船を先導するイルカ 
バイス(フィリピン)


「ほら、群れが見えてきました!」ガイドの女性が指さす先に灰色の背びれが浮き沈みしている。と思う間に、船は数十頭のハシナガイルカのただ中へ。5、6頭は乗客が海中を見下ろす船のへさきで、先導するように泳ぐ。1頭が水上にジャンプして空中で体を回転させると、船上は拍手と歓声に包まれた。

船の周りを泳ぐイルカの潮吹きの水が顔にかかる。手を伸ばせばイルカに届きそうだ。だが、ガイドに「一緒に泳いだり触ったり、エサをやったりしてはだめ」と言われた。

フィリピン・ネグロス島東岸のバイス市。かつてはイルカ漁が行われていた。市場へ行けばイルカの肉が1腺競撻宗別鵤隠隠咳漾砲杷笋蕕譴討い拭だが漁への批判や環境保護の関心の高まりから1995年に条例でイルカ漁を禁じた。同時に、地元の人が薪にしていた沿岸のマングローブの伐採も禁止した。

保護された456任離泪鵐哀蹇璽嵶咾魯ぅ襯のエサとなる小魚にすみかを与えた。フィリピン大のレム・アラグネス教授によると、97年に約600頭だったイルカは、いまは800〜1千頭に増えた。

ネグロス島とセブ島の間のタニョン海峡には、6種類のイルカと5種類のクジラが生息する。保護とともに始まったイルカ見物のクルーズは、年間1万2千人の観光客を呼ぶほどの人気だ。今回はハシナガイルカしか見られなかったが、運が良ければクジラにも会える。

クルーズ船の船長シリロ・マントゥアさんは「うまいイルカの肉が食べられなくなったのは残念だけど、いまは稼がせてくれる仲間だからね」。(四倉幹木)


【新聞内容 ここまで】


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水族館が支持される理由は、簡単にイルカに会えるからだと思います。
人は、イルカを見たい。会いたい。だからイルカを人間のいる陸上へ連れてこよう。監禁しよう。イルカは人間の欲望の犠牲になっています。

本来、イルカが見たいのならイルカがいる場所へ(※イルカの邪魔をしないように)人間が出向くことです。
しかし、海外などに出向くとお金もかかるから、お金をたくさん持っている人じゃないと叶いません。

イルカウォッチングといっても、必ずイルカに会えるとは限りません。
水族館は、人間が見たいという要求に、必ず応えてくれます。

ただ、イルカをこの目で見たいからといって、イルカ本来の習性を無視して、狭い水族館に閉じ込めておくことがいいことなのでしょうか、

水族館の収容動物の死亡は日常的に起こっています。そのたびに動物が補充されて野生動物の命の使い捨てが続きます。
毎年更新されるイルカの命。補充されているということは、どれだけの数のイルカが死んでいるのでしょうか。



Video: Orca Awareness Project - http://bit.ly/1y4vZ0Z

これからは、「命の使い捨て」よりも「共生」することを望みます。
現在では、野生動物の生態に迫った優れたドキュメンタリー映像があります。
それらの成功例から学ぶことは、たくさんあるはずです。


 
水族館 / 2015.09.03 Thursday 22:39 | 
イルカは特別か?追い込み猟をめぐる問題
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「賢いイルカ」だけが特別なのか?

イルカの追い込み猟(漁)を巡っては、昨年にキャロライン・ケネディ駐日米大使がツイッタ―に「非人道性について深く懸念しています」と投稿し、「米国政府はイルカの追い込み猟に反対する」という発言をしました。

イルカが特別視される理由としては、「人間との『距離の近さ』」が挙げられます。賢さを意味する高いコミュニケーション能力など人間に近い能力を備えているからです。

では、人間であればだれでも固有の人権を認めるのが近代社会のルールだとすれば、人間の条件を満たす動物がいるなら同様に扱うべきだという考えがでてくるのは不思議でしょうか。

痛みを感じる、自己意識がある、自律性がある、などを満たす動物は存在するのですから、何もイルカだけが特別なのではなく、牛や豚などの家畜も含めて食べるべきではないというのがしっくりくると思います。



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今では、種の間の「距離」は遺伝子レベルで測ることができ、自己意識や道具の使用、社会性の高さなど、人間との「距離」の近さを意味する動物の能力について研究がすすめられています。

人に「近い」ことで知られる類人猿はもとより、遺伝的には別系統でも、イルカやクジラ、またはゾウも「自己意識や社会性がある」ことがわかっています。こうした人との「近さ」が権利論に発展し、動物の権利論の核心にあるのが、スピーシーシズム(種差別)です。生物種が異なれば別扱いしてもいいというのは差別にほかならないという考え方です。これは西洋流の動物倫理思想かもしれませんが、日本人も否応なく影響を受けていくことでしょう。



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なぜなら、動物の権利や動物への配慮は、人間が他者と尊重しあって生きる「人間らしい」社会を創る上で必要な条件だからです。動物を通して社会を見るということは、人間を知るということであり、これは動物というより、人間自身のあり方の問題です。

文化の問題ではなく、人がいかに生きるべきかについての倫理の問題であるといえます。

動物は自分では差別や暴力・虐待を告発できません。だからこそ、人間をも含めた倫理学全体の中で、なぜ動物への配慮が不可避なのかを人類全体で考えていくことが求められています。


 
水族館 / 2015.06.04 Thursday 20:24 | 
水族館。死ぬほど退屈な囲いの中。
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ほとんどの動物園海洋公園水族館は、動物にとっては悲しいところです。



Video: Orca Awareness Project - http://bit.ly/1y4vZ0Z


そこはセメントの囲いや檻、小さなプールや戸外での囲い地に入れられた生き物の博物館でしかありません。
必要な食べ物と水が与えられても、することもなく、退屈のあまり飽き飽きして、憂鬱な気分に陥ったり、自虐的な行為にはしったり、頻繁に意気消沈した不幸せな状態になることでしょう。




また人間は、動物に曲芸をさせたりもします。
イルカショーなどがその典型です。

ここで考えてほしいのは、海洋生物が自ら「曲芸がしたい」と望かどうかということです。


「キラー・ホエール」とも呼ばれるオルカ(シャチ)は、100歳まで生きられるそうです。しかし、海洋公園にいるオルカは、捕まって海洋公園に入れられてから、18ヶ月から20年までしか生き延びられないといいます。




動物はたんに人間の利用の対象として存在しているわけではありません。

人間による利用のための単なる道具や娯楽のためのおもちゃではないことをきちんと認識することが必要です。
残念ながら動物園は、娯楽のために寂しい生活条件におかれた動物を展示することによって、やたらに覗きたがる人間から隠れる場所を動物に与えないことによって、また動物に対する尊重と感嘆の心を涵養する教育的配慮をしないことによって、動物がわれわれ人間のために存在すると人々が考えるように仕向けることが多い。いろいろ考えてみると、適切な態度を涵養する最良の方法は、動物の自然な生息地をできるだけ再現することであろう。

 デヴィッド・ドゥグラツィア『動物の権利』p.140〜141より抜粋


オルカやイルカ、クジラなどを水中で飼育しながら、かれらの生息地を再現できるような類似の生活条件を満たすことは不可能のようにみえます。かれらの海中の生息地、長距離を泳ぐ性質、豊かな社会組織は、私たち陸上動物がおそらく模倣できない環境条件を必要とする生活様式を形成していることでしょう。





娯楽のために水族館で展示するには、野生のイルカやオルカやクジラを家族から引き離して捕獲し続けなければなりません。

動物園、野生動物パーク(サファリパーク)、水族館は最良のものであっても、ちょうどサーカス、ロデオ、狩猟や釣りと同様に、そのほとんどが人間の動物に対する搾取と支配の例であるといえます。もし動物園の囲いの出入り口が開いたままになっていたら、ほんの少し後には、動物はまったくいなくなってしまうでしょう。


人間は動物たちを檻の中に入れて、または消毒薬を入れた水槽の中に入れて飼ったりしますが、そこでは動物たちの自由が奪われています。こうした人間の行為を正当化するような利益が、動物たちには何かあるでしょうか。





現在では、家でゆっくりと快適にくつろいで野生動物のビデオを見るほうが、動物についてもっとよく学ぶことができ、また、閉じ込められて飼われている動物たちの苦しみに対して、もっと人々を敏感にさせることが証明されているそうです。

搾取と支配の典型例は、動物を人間の都合に合わせて自由を奪い利用してもいいのだという誤った認識を持たせてしまうことにつながります。


本来の生息地とは違う閉じ込められた空間で自由を奪われれば、絶望と悲しみの気持ちを抱くことでしょう。
一生のあいだ監禁されたら、退屈で頭がおかしくなりそうだと思うことでしょう。




動物園や水族館は、恐ろしく悲惨で退屈な場所であるといえないでしょうか。
自分に置き換えて、一度考えてみてください。
<参考文献>
動物の命は人間より軽いのか - 世界最先端の動物保護思想


 
水族館 / 2014.12.09 Tuesday 15:18 | 
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