牛乳と戦後日本の食生活

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〔学芸総合誌・季刊〕 環 Vol.16 〈特集〉「食」とは何か
【コラム】「食」とは何か〜 真弓定夫 牛乳と戦後日本の食生活を参考にまとめました。
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近年、終戦前にはあまりみられなかったアレルギー性疾患、生活習慣病(癌・脳血管障害・心臓病)、心のかたよりなどが増え続けている要因はさまざまです。もっとも大きな要因として、終戦を境に食文化が欧米化したことが挙げられます。穀類(特に米)の摂取量が減り、動物性食品(とくに牛乳)の摂取量が激増しました。

終戦時、アメリカでは牛乳がふんだんに余っていて、その販路を世界各国に求めていたといいます。その際、もっともよいターゲットとなったのが、占領下の日本です。長身で体格のよいアメリカ人に強い憧れを抱くように、「大きいことはいいことだ」「たんぱく質が足りないよ」といった謳い文句により、それまで牛乳摂取の習慣がなかった日本の国民に対して、大量の牛乳を飲ませることに成功しました。

また、出産形態も変化しました。1947年には三婦法を策定し、自宅分娩を病院分娩に大幅に転換させました。そして、病院に乳業の専従栄養士を派遣して、牛乳の普及に努めました。退院時に粉乳のサンプルを産婦に提供することなどは日常茶飯事になってしまいました(これは1981年にWHOによって禁止されています)。

1948年には、アメリカで乳業によって作られた母子手帳をほとんどそのまま導入。全国の保健所で、乳業の専従栄養士が牛乳神話を構築するように尽力しました。当時の母子手帳の表紙には「〇〇乳業」というコマーシャルが記されています。

さらに全国の学校給食に牛乳を導入、日常的に大量の牛乳を摂取する習慣を定着させました。こうした牛乳神話の確立によって、さまざまな健康被害が生み出されていることをほとんどの国民が知らされていません。

もっとも問題になるのが、牛乳による異常行動や犯罪の増加です。1977年犯罪学者のアレキサンダー・シャウスは、有罪犯罪者の執行猶予期間中における食事の有効性について無作為統制研究を行いました。
2年間にわたる観察の結果、牛乳乳製品除去食の効果が明白に認められました。

1978年、カリフォルニア州保護観察所で行われた研究による非行少年の食事の調査では、非行少年は牛乳を過剰摂取しており、非・非行群ではそうではありませんでした。保護観察部では、もっとも手に負えない25人に牛乳・乳製品・白砂糖を除いた食事を一か月間食べさせたところ、3週間以内にほとんどの少年に性格および行動の改善が認められました。

身体に及ぼす牛乳の悪影響のうち、もっとも問題になるのがアテローム硬化症です。牛乳摂取により、アテロームが血管の内壁にヘドロのように沈着して血管の狭窄を招く。脳の血管が詰まれば脳梗塞、心臓の血管が詰まれば心筋梗塞になります。授乳婦の乳管が詰まれば、母乳栄養の減少、人口栄養の増加という悪循環を招くことになります。 その他、牛乳の過剰摂取によって誘発される疾患名は、気管支喘息・アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎・滲出性中耳炎・蕁麻疹・夜尿症・骨粗鬆症・鉄欠乏性貧血・悪性腫瘍(白血病・結腸がん・乳がん・前立腺がんなど)・糖尿病・白内障・乳幼児突然死症候群・自閉症・多動性学習不能症候群・注意散漫症候群などが挙げられます。

こうした牛乳多飲に起因する各種疾患が医療費の高騰を招いたと指摘されています。それでは牛乳神話が作られたのは何故か。もっとも大きな原因は、日米の乳業会社が戦後からずっと、保健所・教育委員会・大学病院などと密接な関係を保ち続け、虚構の牛乳神話を築き上げたことによります。

今こそ、国民ひとりひとりが、壮大な牛乳神話から解放され、未来を担う子どもたちの健康を守っていくことが求められています。
(参考文献)A・G・シャウス(大沢博訳)『栄養と犯罪行動』ブレーン出版、1990年


【環 Vol.16 の内容 ここまで】






ミルク(牛乳)は卒業しましょう!

牛乳・乳製品が健康維持・増進に欠かせないと思い、毎日のように摂取していませんか?
しかし、「カルシウム、たんぱく質、ミネラル」のために牛乳をのむべきではありません。フルーツや野菜からのほうがずっと高いミネラルがとれます。フルーツや野菜には、おしっこでカルシウムが失われるのを防ぐホウ素もたくさん含まれています。反対に、乳製品は、たくさん摂ると鉄分の吸収が妨げられて、鉄分不足になると言われています。


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十分なカルシウムをとるためには、ケール、コラードの若葉、からし菜、キャベツ、昆布、海藻、クレソン、ヒヨコマメ、ブロッコリー、赤レンズマメ、大豆、豆腐、各種の種(ゴマが一番カルシウムが豊富)、生のナッツなどを食べ、毎日15分間、直射日光に当たりビタミンDが吸収されやすくするほうが効果的です。

乳製品に代わる食べ物や飲み物は、たくさんあります。
日本では、身近にそうしたものが豊富にあり、自然からの恵みで食卓を飾る土台が、ちゃんと用意されています。
日米の乳業会社が保健所・教育委員会・大学病院などと密接な関係を保ち続け築き上げたという「牛乳神話」から解放され、牛乳にさよならしましょう。


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A Mother's Love

https://youtu.be/aaqR9V4XkXA


第三のミルク、食品業界が注目!

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【転載記事】

牛乳、豆乳に続く「第三のミルク」に注目 参入企業が増加
THE PAGE 5/9(火) 18:30配信

牛乳、豆乳に続く「第三のミルク」と呼ばれる「アーモンドミルク」、「ライスミルク」などが食品業界で注目されています。欧米では親しまれていたものですが、日本でも「植物由来でヘルシー」とじわじわ人気が高まり、参入メーカーも増加傾向。「来年には市場規模が今年の2倍以上になる見通し」と、裾野を広げていきそうです。

「アーモンド」や「ライス」商品化進む

第一のミルクに当たる「牛乳」は最もポピュラーですが、体質によっておなかを壊したり、アレルギー症状を起こしたりする可能性がある上、高カロリーなども指摘されていました。代わって第二のミルクとして浮上したのが「豆乳」ですが、こちらも原料である大豆アレルギーのある人には飲めない側面がありました。そこで新たに注目されたのが「第三のミルク」です。

慶応大学医学部の井上浩義教授は「アーモンドミルクは高い抗酸化作用を持つビタミンEが豊富で、老化防止などが期待できる。ライスミルクも牛乳と比べかなり低カロリーな上、玄米由来のものも発売されていて栄養のバランスも大変よい。栄養補助や美容面などから、特に50歳以上の女性の人気が高いようだ」と話します。

江崎グリコは、アーモンド商品ブランド「アーモンド効果」シリーズに、アーモンド飲料のラインナップを充実させています。プレーンなアーモンドミルクタイプや砂糖不使用タイプのほか、今年2月末には飲みやすい「エスプレッソ味(砂糖不使用)」も投入しました。200ミリリットル入り、125円(税別、希望小売価格)。

同社では「アーモンド飲料は味づくりが難しかったが、細かくすりつぶし、高圧でなめらかな口当たりに仕上げられた。アーモンドは健康に良いという意識が高まっており、30〜50歳代の女性をターゲットにしたい」と話しています。

キッコーマンでは2015年5月に「玄米でつくったライスミルク」(190グラム缶)を発売しました。

原材料を国産の玄米にこだわり、砂糖、油などを使っていないのが特徴。玄米を使うことで胚芽やヌカが残り、食物繊維やビタミンなどが豊富といいます。希望小売価格は200円(税別)。「エネルギー補給を目的に、中高年中心の購買層と考えられる。また、乳アレルギー対策としての利用者もいるようだ」とみています。

「第三のミルク」市場への国内メーカーの参入は、2011年には3社でしたが、この5年で10社超に拡大。井上教授は「第三のミルクの国内市場規模は70〜80億円とみられるが、参入メーカーが急速に増えており、 早ければ来年にも200億円規模になるのではないか。ブームが加速すれば、さらに右肩上がりで伸びる可能性がある」と分析しています。


【転載 ここまで】




牛乳の代わりに、豆乳のほか、第三のミルクを飲みましょう♪


アーモンドミルク(ドリンク)

アーモンドミルク

美容に!健康に!

肌がキレイになったり、疲れにくく、便秘が改善したなどの効用も報告され、第三のミルクといわれる「ライスミルク」「アーモンドミルク」「ココナッツミルク」がブームの兆しをみせています。

アーモンドミルクは、アンチエイジング効果のあるビタミンEを多く含むほか、カルシウム、亜鉛、鉄、マグネシウムといったミネラルも含んでいます。ハリウッドセレブが、完璧なスタイルと美貌を保つためにこぞって愛飲しているという話も聞きます。

抗酸化作用のあるビタミンEは、がんや心臓病などの病気を防いだり、血行をよくして代謝の促進や冷えの改善にもつながると言われるなど、「女性をターゲットにしたい」という企業の気持ち、分かる気がしますね。


春の便り!桜の花のマフィン♪

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月森さんの、マフィンです〜!
月のふるさと便」から。

植物性100%のお菓子です。
月森さん手作りの、桜の花の塩漬けが入ってます。
おいしくって、もう、素敵なティータイムを過ごせてます♪






◆牛乳は体に悪いのか

新谷弘美さんの『病気にならない生き方』というベストセラー本が「牛乳不要論」を唱えて話題を呼びましたが、実は「牛乳論争」は食品論争の古典と言われています。

今の時代、「牛乳は自然の摂理に反している」という意見は、酪農家や研究者から多くの反論に遭います。

「子牛のための牛乳と食品としての牛乳の意義を混同している。人類は牛を紀元前数千年前から家畜化し、牛乳を食べ物として利用してきた。牛乳は気候条件や土壌に恵まれない国や地域の人々の命を支えてきた。この優れた食品である牛乳の利用がなぜ自然の摂理に反するのか」
この意見に、違和感を持たない人が大半かもしれません。

もっともらしい、一般消費者にも支持されそうな意見です。
しかし、公に牛乳「有害説」に反論する人々は、牛乳業界と密接な関わりを持っている場合がほとんどです。




「牛乳は良いもの」ということは世間の常識になっているだけであり、それが必ずしも正しいことであるとは限りません。まして一般消費者に届けられるのは、「牛乳肯定派」の情報だけです。「牛乳有害説」はメディアでは取り上げません。

牛乳・乳製品のメリット、デメリットといった人間の利益のみに言及した論争をするのではなく、当の牛たちがどういう育てられ方をしているのか、消費するものが知ることが前提ではないでしょうか。

牛乳だけではない。肉や卵も同じです。
暴力を受けている牛たちを、正視できますか。肯定できますか。

Mercy for Animals - Ohio Dairy Farm Investigation

https://youtu.be/arOpcvjkGBQ

まずは、人間の食卓にのぼる動物たちが、生きていた頃にどんな扱いを受けてきたのか、多くの人に知ってほしいと思います。
単に「人間に益があるか、ないのか」そんな人間側の利己的な判断だけで論じられていい問題ではないと思います。


 

「Vegans」の玄米豆乳アイスが家庭でも楽しめます!

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Vegans Cafe and Restaurantさんの玄米豆乳アイス!
名物ですよね。植物性100%のソフトクリーム!

原材料:国産有機栽培豆乳、京都府丹波産自然栽培玄米甘酒(天然麹菌醗酵)、メキシコ産有機栽培アガベパウダー、国産なたねサラダ油(農薬・化学肥料不使用栽培、圧搾一番搾り)、有機栽培バニラビーンズ、モンゴル産天日湖塩。


材料も厳選されているから、お値段からしたら妥当だわって思えます。
こういうのが質の高い、ほんものの高級品って言えますよね。




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何も、牛乳だけがソフトクリームの原料じゃないんですよ〜!





動物由来の食べものが食卓にのぼるまで



よく見慣れた朝食の光景かもしれません。
しかし、この食卓の献立に並んだ動物たちの一生を、私たちはどれだけ知っているのでしょうか。



http://youtu.be/7bA2rkaPJik


母牛は、出産しても、わが子をひと目でも見ることはできません。
生まれてすぐ、子牛は引き離されます。



母子は引き離され、子牛のためにでる母乳は、搾乳機によって1日に3回、搾り取られます。子牛は、2〜3日は母乳を人間の手から哺乳瓶で与えられますが、その後は人工乳をバケツで与えられます。




母牛は、一生の間、首かせをはめられ、畳一畳分の広さのスペースで過ごします。糞尿の溜まった床の上で過ごし、ひづめは切られることもなく、運動もできません。




搾乳の時に邪魔になるからと、汚れた尻尾は、輪ゴムで締め付け腐らせます。
また、定位置で糞尿を排泄するように、電気ショックを与えられています。


この牛たちの姿は、正常でしょうか。
この牛たちの一生は、正常でしょうか。

牛の身体を、ミルク製造機に作り変えている現状は、正常でしょうか。
なぜ人間は、畜産動物をとことん苦しめてまで、食さなければならないのでしょうか。
食べるものだと思い込まされているだけではないでしょうか。

そんなふうに思えてしまいます。

牛乳の代わりになるものは、いくらだってあります。
乳牛の悲しみ、母子牛の悲しみは計り知れません…。


 

給食と牛乳。新潟県三条市の試み

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和食に牛乳は合う?


http://www.weanimals.org/gallery.php?id=90#ph12

学校給食につきものの牛乳!?

学校給食の完全米飯で知られる新潟県の三条市は、学校給食につきものだった牛乳を試験的に停止すると決めました。平成26年12月〜平成27年3月の4か月間、牛乳を試験的に停止するそうです(その後については、4か月間の試行を経て、子どもたちの生涯の健康によりよい方法を検討し、実施)。

地元の米や野菜を使った和食中心の給食を提供し始めたところ、なんと保護者から「牛乳と合わない」の声が出たことがきっかけだそうです。

昔ながらの和食にも必ず牛乳がつく。学校給食では、戦後始まった脱脂粉乳の提供以来、当たり前の風景となっています。

今回の三条市の試みが、常識を覆すとして、ネットやテレビなどで賛否両論がうずまいたと言います。

「やはり和食には味噌汁、お茶」と賛同する声がある一方、個人の好みの問題だと反発の声が上がったのだとか。
栄養面でも「成長期の子がカルシウム不足になる」と懸念する人あり、「そもそも牛乳は日本人の体質に合わない」と主張する人も。


給食は、弁当を持参できない貧しい生徒のため、明治時代に始まりました。家庭でも給食でも、素朴な献立が当たり前でしたが、高度成長期に入ると様変わり。高級品からジャンクフードまで、あらゆる食べ物があふれる一方で、伝統食がだんだん薄れていき、現代ではグルメ情報や健康情報に振り回されて、一体何が正しいのか、何を選べばいいのか、右往左往する人が増えています。


もともと、日本人はカルシウムを伝統的な食生活の魚やゴマなどで摂ってきました。
牛乳をなくした分は、米の量やおかずの内容を工夫して、米どころらしい献立で必要な栄養を満たそうという三条市の試みに注目したいですね。


▼学校給食の一時停止について
http://www.city.sanjo.niigata.jp/kyouikusoumu/page00092.html


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三条市の牛乳一時中止について、賛否両論の意見が出されています。

 
【転載↓】


〈給食の牛乳中止〉 「栄養計算やめ食文化守れ」幕内秀夫氏/「成長期の健康維持に必要」中村丁次氏

新潟県三条市が、今年12月から4カ月間、市内の小中学校の給食で牛乳を出すのを試験的にやめることを決めた。同市は全ての給食が米飯の「完全米飯給食」を実施しており、和食中心の献立に「牛乳が合わない」との声に応えたという。給食の牛乳は家庭の食事で不足するカルシウムを補う役割も果たしており、中止の試みに波紋が広がっている。健康・料理研究家で管理栄養士の幕内秀夫氏と、神奈川県立保健福祉大学長の中村丁次氏に見解を聞いた。(平沢裕子)



≪幕内秀夫氏≫


栄養計算やめ食文化守れ

・給食の牛乳中止をどう思うか

 「もちろん賛成。そもそも学校給食で規定された食材はない。パンもご飯も必ず出さなければいけないわけではない。ところが牛乳だけは、保護者も学校関係者も自分たちの経験上、給食には必ずつくものと思ってきた。戦後、学校給食は脱脂粉乳とコッペパンで始まった。当時は食糧難で、小麦粉と脱脂粉乳には米国から援助があったからだ。その後、脱脂粉乳が牛乳に代わった。食糧難の時代なら脱脂粉乳や牛乳を提供するのは意味があったろうが、現代はそういう時代ではない。今は週3回米飯給食を実施する学校が9割を超える。多くの人は『ご飯と牛乳は合わない』と疑問に思いながらも、決まりだから仕方がないと思っていた。三条市の決断で、給食に牛乳が必ずしも必要ないことが広く認知されたことはよかった」

・カルシウム不足が指摘される

 「学校給食では文部科学省の摂取基準に基づいていろいろな栄養素をとることが求められている。ただ、私が3年前に情報公開請求して調べた神奈川県藤沢市の小学校の給食では、タンパク質や鉄、食物繊維など他の栄養素も足りていなかった。毎日牛乳が出ていたがカルシウムも足りていない。これは藤沢市だけでなく、他の自治体も似たようなものだろう。栄養素の不足をなくすには食事量を増やさなければならないが、そうすると今度は脂質や熱量が過剰になってしまう」

・現状で不足しているなら、中止で不足に拍車がかかるのでは

 「全国の中学校の給食実施率は約8割で、残りの2割は弁当で昼食に牛乳を飲んでいない。幼稚園も3割が弁当で、お昼に牛乳を飲んでいない。もし牛乳なしが健康上問題というなら、文科省は弁当の子供たちに牛乳を出すよう行政指導すべきではないか。ただ、給食は年に約190食、全食事の17%程度で残りの83%は家庭での食事だ。全体の17%にすぎない食事で、カルシウムの過不足を議論することがおかしい」

・牛乳には良質のタンパク質も含まれ費用対効果に優れている

 「三条市では冬に牛乳を残す子供が多いのも問題だったという。牛乳の廃棄率の高さに頭を悩ませている自治体は少なくない。出されても飲まない子供が多いなら、牛乳を出さないでその分を他の食材に代えた方がよほどいい献立ができる。そもそも摂取基準を守ろうと栄養士が栄養素の計算をすることが、ご飯とさんまの塩焼きに牛乳という変な献立の一因になっている。日本は今や世界に誇る長寿国で、それを支えているのは伝統的な日本食ともいえる。給食では中途半端な栄養素の数合わせをするのでなく、日本の食文化を守るような献立を考えるべきだ」


≪中村丁次氏≫

成長期の健康維持に必要

・給食の牛乳中止をどう思うか

 「反対だ。人間が生きるために必要な栄養素は約40種類あり、牛乳1本(200cc)にはビタミンC・鉄・食物繊維以外のほぼすべてが含まれる。飲むのをやめれば、カルシウムなどのミネラルやビタミンAなどの栄養素が欠乏し始めるだろう。実際、給食のない日は児童生徒のカルシウム摂取量が推奨量より30〜50%不足しているとの調査もある。給食で牛乳を出している今でも推奨量を満たしていないのに、やめればもっと不足し、骨粗鬆(こつそしょう)症など将来の健康への影響も心配される」

・弁当で牛乳が出ない生徒もいる

 「これだけ子供のカルシウム不足が心配されているのだから牛乳を出せばいい。カルシウムは小魚やホウレンソウからも摂取できると思うかもしれないが、これらの食品に含まれるカルシウムは牛乳に比べ吸収率が低い。牛乳の栄養素を他の食品で補うには相当のコストがかかる。安く補えるのはサプリメントだが、牛乳をやめてサプリメントをすすめることになりかねない」

・ご飯と焼き魚など和食の献立に牛乳は合わない

 「和食を食べた後にアイスクリームやヨーグルトを食べることもある。焼き魚といっしょに飲むのがいやなら、食前や食後に飲めばいい」

・伝統的な食文化についての理解の妨げになるとの声もある

 「『伝統的な和食』と『健康的な日本食』は違う。伝統的な和食を食べていたころの日本人の平均寿命は50歳前後。塩分過剰とビタミン・ミネラル不足でかっけや夜盲症に悩まされ、胃がんや脳卒中も多かった。日本人の体格がよくなり、平均寿命が80歳を超える長寿国となったのは、伝統的な低栄養の食事に欧米食が適度にミックスされたためだ。中でも牛乳乳製品はビタミン・ミネラル不足の解消に大きく貢献した。和食が持つ精神文化は尊重すべきだが、伝統的な和食に戻せば栄養失調状態となり脳卒中が増えるだろう」

・食糧難のころと状況が違う

 「厚生労働省の調査では、経済的な差が栄養の格差となり、貧困層はビタミンAやカルシウムなど牛乳に含まれる栄養素が不足していることが明らかになっている。経済格差が広がる中、学校給食が唯一の栄養補給源になっている子供がいることを忘れてはいけない」

・牛乳が栄養素のための調整弁に使われ、ひどい献立も目立つ

 「成長期の子供たちに必要な栄養素を満たすのに牛乳、乳製品が必要ということだ。今、米国やヨーロッパでも日本の給食制度を導入しようとしている。今日まで、多くの関係者の努力により、世界に誇るべき給食制度を作り上げてきたのに、なぜそれをわざわざ崩す必要があるのか」


 【転載 ここまで】






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たまたま見た朝の番組で三条市の試みが紹介されていましたが、番組内では「牛乳がなくなっちゃまずいんじゃないの?」という感じの意見が大半でした。ある人は、「だってご飯と一緒にサイダー飲む人だっているわけだし…」というようなことを言ってて、たぶん「ご飯と牛乳の献立は全然違和感ないでしょ」ということを言いたかったのでしょうか。



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でも、乳牛は、何もしなくても普通に一年中お乳が出る牛の種類ではありません。牛は私たちと同じ哺乳動物なので、妊娠し出産しないと、お乳はでません。お乳を出し続けるために、牛は産後2か月ほどで人工授精させられ、妊娠しながらお乳を搾られているのです。人間は、妊娠牛のお乳を飲んでいるのです。

そして、産んで間もなく、母牛から赤ちゃん牛を取り上げ、母子を引き離します。雄牛は仔牛肉(ヴィール)として貧血状態で育てられながら6か月の命、そして雌牛は母牛と同じ悲惨な運命を一生強いられます。
http://youtu.be/BaYRWRq-whs



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牛乳は母牛と仔牛の命を奪う
http://youtu.be/cbDrjQ-1rPg





現在では、乳牛から搾り取られる牛乳(ミルク)の代替に、ソイミルク(大豆乳)、ライスミルク(米乳)、ナッツミルクなど、大豆や米やナッツ類から作られる植物性のミルクが存在しています。