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チョコレート業界で幼い子どもたちが奴隷労働というのは本当なのか?
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チョコレートの影で

https://youtu.be/a_7O-S_omG8

カカオ業界では、児童労働は一般的なことである。


<転載記事>

チョコレートの甘いイメージを脅かす児童労働
18. 3月 2009 - 15:26

チョコレートのかなめの原料であるカカオ豆が、強制児童労働で収益を得ているプランテーションから来るとなれば、スイスのチョコレートはそれほど甘くなくなるだろうと、ある監視団体は言う。

スイスのNGO ( 非政府組織 ) 「ベルン宣言」がこのほど開始したキャンペーンでは、スイスのチョコレート製造メーカーに対して、取り扱うカカオ豆が道徳的な環境で栽培されていると保証できるような、さらなる取り組みを呼びかけている。




チョコレートが流す涙

チョコレートの消費が高まるイースター ( 復活祭 ) が間近に迫るこの時期に「ベルン宣言 ( Berne Declaration ) 」は「スイスのチョコレートに刻まれた児童労働」のスローガンと共に血の涙を流すチョコレートのウサギの写真を発表した。

スイスのチョコレート会社18社が加盟する協同組合「スイスチョコレート製造者連盟 ( Chocosuisse ) 」は、世界的に有名なスイスのチョコレートが公正で道徳的な環境の下で製造されていることを保証する取り組みを行っている最中だという。
「わたしたちは雇用者としての社会的責任を自覚しており、社会的パートナーシップ作りに熱心に取り組んでいる」
と組合側は言う。

しかし、ベルン宣言によれば、購入したチョコレートが児童労働で汚されていないものだと消費者が確信できるほど、原料供給プロセスは透明でないという。政治不安、内戦、激しい市場競争で乱れている一部のカカオ市場では、カカオ豆の生産現場を正確に把握することは非常に難しいといえる。
「チョコレートを食べないでほしいとは言わないが、チョコレート産業には問題があり、製造メーカーは透明性を追及する必要があると、消費者の注意を喚起することが肝心だ。スイスはおいしいチョコレートを作っているが、わたしたちが求めるのはフェアなチョコレートだ」
と、ベルン宣言の消費者問題の専門家、アンドレア・ヒュザー氏はキャンペーンの意義を語る。

チョコレートの影の部分

世界で生産されるカカオ豆の約6割が西アフリカで栽培され、その大半は強制児童労働により、特に問題視されているコートジボワールのプランテーションで収穫されたカカオ豆が占める。世界のカカオ貿易の犠牲になり強制労働に苦しむ子どもたちの正確な数は把握されていないが、労働団体や人権活動家は2億5000万人もの子どもたちが巻き込まれていると推測する。

この問題は、約9年前に西アフリカの強制児童労働を明るみにしたメディアの報道がきっかけとなり注目を集めた。アメリカ合衆国に拠点を置く「国際労働権利フォーラム ( International Labor Rights Forum ) 」の職員が調査を行った。
「子どもたちはうだるような暑さの中を長距離移動しながら、危険な道具を使い、危険な農薬に何度も身をさらして過酷な長時間の労働を行っている」
と報告され、さらに
「奴隷のように働く子どもたちは何度も殴られたり、そのほかのひどい扱いに苦しんでいる」
と、カカオ農園の暗い側面が語られる。

強制児童労働に至るのはほとんどが経済的な動機からだ。2000年には1トン約718ドル ( 約7万円 ) だったカカオ豆の価格が近年、最高値の2600ドル ( 約25万6000円 ) まで上昇したが、コートジボワールのカカオ農家は世界の中でも最も重い税金を課されている生産者だ。

ベルン宣言によれば、コートジボワールの農家の取り分は1ドル ( 約98円 ) 分のカカオ豆につき35セント ( 約34円 ) ちょうどだという。ほかの地域の生産者なら、1ドルにつき90セント ( 約88円 ) も手元に残る。
「一番の問題はカカオ豆の価格が農家の暮らしを支えられるほど高くないということだ。賃金を支払えない農家は子どもを雇ったり強制労働という手段に出なければならない」
と、ヒュザー氏は指摘する。

前進

スイスのチョコレートメーカーの大半はカカオ豆の購入先に関する詳細を公表できない、もしくはしたがらないと、ヒューザー氏は言うが、少なくとも1社が自社のチョコレート製造過程が道徳的かつ透明であることを明確にしようと前進を見せた。

「ショコラ・ハルバス ( Chocolats Halbas ) 」はスイスのトップ5に入るチョコレート製造メーカーで、大手スーパー「コープ ( COOP ) 」系列の店舗に向けてチョコレートを作っている。ハルバスのプロジェクト・マネージメント部の責任者を務めるクリストフ・イナウエン氏によれば、同社は1年半前にカカオ豆生産地での環境への取り組みや児童労働搾取の可能性を調査し始めたという。
「しばらくしてから、わたしたちの購入方法はあまり適切ではないということが分かった。そこで、新しいやり方に切り替え、現地に直接赴き生産者と直接取引きすることで生産過程に児童労働がないことをはっきりさせようと決めた」
とイナウエン氏は語る。

同社はコートジボワールのカカオ市場から徐々に撤退している。内戦、政治不安で乱れ、複数の大農園に独占されているこの市場では透明性のある取引が難しいためだ。その代わりにガーナと中央アメリカに関心を移し、生産コストを上回る価格でカカオ豆を購入することを保証している。また、多様な作物の栽培や持続可能な農園作りにも協力している。
「こうした取り組みは農家が貧困から抜け出す道になるだろう」
と、イナウエン氏は展望を述べ
「公正なビジネスというだけではない。わたしたちには企業の社会的責任がある」
と語る。

swissinfo、ティム・ネヴィル 中村友紀 ( なかむら ゆき ) 訳




キーワード

スイス人の年間チョコレート消費量は9万5514トン。1人当たり約12.4キログラム。
スイスで製造されるチョコレートの6割以上が輸出される。
昨年のチョコレートの売り上げは最高額18億1000万フラン ( 約1510億円 ) を記録した。

ココア議定書

1990年代に報道された西アフリカにおける児童労働搾取のレポートを機に、アメリカ合衆国の議員2人が商品に貼る「児童労働お断り」のラベル作成を目指す法案を提出した。
法律は成立しなかったが、業界全体に及ぶ任意の議定書「ココア議定書」が誕生し、2001年にチョコレート製造業者がサインした。
議定書は2005年7月までに「最悪の形態の児童労働」と強制労働を西アフリカのカカオ農園から排除する目的で作られた。チョコレート業界は期限内に目標達成できず、期限は2008年までに延ばされ、さらに2010年まで延期された。
国際労働権利フォーラム ( International Labor Rights Forum ) は、議定書は労働者の最低年齢を明確にせず、市場でのカカオ豆のフェアな価格を農家に保証していないと批判する。

スイスのチョコレート

カカオ豆は熱帯気候でのみ育つのに、なぜ海のない山に囲まれたスイスがチョコレートで有名なのか?
1500年代、チョコレートはスペインのコンキスタドール ( 中南米征服者 ) の手によって初めてヨーロッパにもたらされた。彼らは胡椒で味付けをしたチョコレートドリンクを作った。この飲み物は1697年にチューリヒにもたらされたが、媚薬とささやかれたことから禁止された。
1792年、初のチョコレート店がスイスのベルンにオープンした。
スイス人はカカオの加工においていくつかの革新を見せ、チョコレートを今日知られる甘いお菓子の形にした。ミキサーやザラザラなチョコレートをクリーミーに仕上げるコンチングマシーンを発明した。また、アルプスの牧草を食べて育つ牛のミルクを加えたり、ヘーゼルナッツやほかのお菓子を混ぜたチョコレートを最初に作った。
スイスを流れる数多くの川もチョコレートを大量生産するための機械を動かす原動力となった。また、スイスがヨーロッパの主要な貿易ルートの複数の交差点に位置するため、製造者は原料を簡単に輸入でき、ヨーロッパに「甘い金」を売ることができた。


http://www.swissinfo.ch/jpn/%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%98%E3%81%84%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%92%E8%84%85%E3%81%8B%E3%81%99%E5%85%90%E7%AB%A5%E5%8A%B4%E5%83%8D/7283394


【転載終了】



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この苦くてちっとも幸せじゃない現実を変えるのは、やっぱり消費者一人ひとりの行動にかかってますよね。
まずは知ること、そして伝えること。
知り、伝え、考える人が増えれば、歩みは遅くとも、きっと世論が喚起され企業も業界も変わっていく…。
かれらに社会的責任を果たしてもらうためにも、私たち消費者が行動しましょう。


 
チョコレートの裏側 / 2015.05.24 Sunday 22:10 | 
地域に世界に「愛」贈る チョコっと社会貢献
JUGEMテーマ:スイーツ
<ヴィーガンのおやつ>

14日はバレンタインデーでしたね〜!
とはいっても、バレンタインデーとは関係なく、私の口に入れるために買った!美味しいチョコをご紹介します♪



これ、某高級スーパーにいつも売っている、「アルテル エコ」のオーガニック フェアトレード チョコレートです♪
もちろん、乳化剤も使っていない、乳製品も使っていない、ヴィーガンなチョコレートです。

《原材料》は、有機カカオマス、有機サトウキビ糖、有機カカオバター、有機バニラエキス。

すごく美味しいチョコでした〜!苦くなくて、食べやすいチョコだと思います♪

こういったフェアトレードでオーガニックなチョコは、100gで500〜600円前後しますが、チョコが食べたい時には、こういったチョコを買うようにしています。

なぜかは、一般的にはチョコレートの原料となるカカオ豆の生産現場では、児童労働や農薬汚染が問題になっているからです。ただ働き同然で働かされ、虐待されたり学校にも行けずに健康を害している児童が多いという児童労働の実態…。

まさか、身近にあるお菓子のチョコレートやココアの陰に、こういった隠された真実があるとは、夢にも思わない人も多いでしょう。

農薬はそれを散布する生産者の健康被害のみならず、土壌や生き物への被害も深刻なものとなっています。



https://www.facebook.com/acejapan/

◇  ◇  ◇

こうした中、今年のバレンタインデーに関する新聞記事に、今年は寄付付き・フェアトレード商品が広がっていると書かれてありました。

例えば、「チョコレート・レボリューション(チョコ・レボ)」では、ガーナの有機栽培のカカオ豆を使ったチョコで、売り上げの一部をカカオの苗木購入費にするというもの。昨年のこの時期に試験的に千個を販売し、2万5千本の苗木を現地に植えたといいます。

また、社会的関心の高まりを受けて、森永製菓では、2008年から「1チョコfor1スマイル」キャンペーンを実施。期間中に1個売れるごとに1円を年間寄付金に上乗せ、カカオ生産地の子ども支援をします。NPO法人「ACE」が行う児童労働問題対策と、国際NGO「プラン・ジャパン」のインドネシアでの学習改善に寄付するというもので、金額は、1月27日までに1470万円を超えているそうです。

他に、子どもの支援につながる寄付付き商品も広まっています。
バレンタインデーをチャリティーの季節にしようと、「1億人のバレンタインプロジェクト」では、商品と支援先を紹介しています。

梅田の阪急百貨店でも、キーワードを「社会貢献」として、寄付金付きやフェアトレード(発展途上国との公正な取引)を銘打った商品を取り揃えていました。
他にも、NEC関西支社の女性社員たちが、職場の上司や同僚に配る「義理チョコ」をやめ、NGOを通じて東南アジアの子供たちへ奨学金を送る寄付を始めています。
義理チョコは、お金もかかって贈る側も受け取る側も負担になることも多いですし、そもそも、チョコ自体の贈り物をやめることはいいですね。

例えば、地域の町おこしをかねたイベントとして、小学生プロデュースの商品まで登場しています。
手がけたのは大阪狭山市の小学校。選んだ商品は、地元老舗和菓子店の爐い舛澗臺´瓠I縮未縫灰灰△鬚けて黒くみせ、「黒白(こくはく)大福」として期間限定で売られ、1セットにつき52円を寄付金として地域の緑化に使いたいと話しているそうです。

でも、いくら社会貢献や寄付といっても、大半は環境や労働環境に悪いものを作り続けて、その商品に付加価値を付けて売り続けていても、流行好き、さめるのも早いといわれる日本人…。草の根活動にスポットを当てても、物事の根っこを見ずに「はい、さよなら」ということにならないことを願います。




また、チョコレートには、乳製品を使ったものが多いですよね。
ぜひ、チョコを買う時は、乳牛や子牛の犠牲のない商品を選んでほしいところです。
そう、乳製品の入らない、チョコレートです。

「ヴィーガンでフェアトレードでオーガニック」!これがキーワードのバレンタインデーが実現したらいいですね♪


チョコレートの裏側 / 2011.02.15 Tuesday 15:19 | 
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